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2008.06.20
こんにちは。
これまでにも何度かお届けしてきた山間部での携帯電話の電波状況改善事例。今回も、同じく山間地にお住まいで電波状況が悪いというお客様からお問合せを受け、当社のケータイ・スポット・アンテナ(C800WD2)によって改善を行った事例をお送りしようと思います。
今回のお客様は、広島県世羅郡世羅町にお住まいの羽山様。世羅町は広島県の中東部に位置する町で、町全体が通称「世羅台地」と呼ばれる標高350m~450mの台地にあります。周辺は豊かな自然に包まれ、弥生時代の集落跡やナウマン象の生活していた痕跡も残る、いにしえのロマン溢れる地域です。
改善前
羽山様のご家族は、15年程前に市街地から世羅町へ転居。現在子育ての傍らで可能な限り在宅で事務作業を行うなどして、自身が所属する会社の本社(隣県)に勤務されています。
しかし、転居当初から自宅では携帯電話の電波状況が悪く、業務に支障を感じていたそうです。

【写真1】羽山様のご自宅の周辺。街灯などもなく、とても静かな地域です。
「ふだん自宅で仕事をしている時は電波が微弱なため、携帯電話でタイムリーに話せないので固定電話でかけなおしたり、携帯間無料通話を使うために外に出てかけなおしたりと、とても不便を感じでいました。特に夜は寝ている子供達を起こさないようにという周囲の配慮から、私の携帯に連絡が入るんです。でも、家の中では電波が不安定で、全く電波が立たなかったり、電波が2本ぐらい立っていても電話をかけるとずっとププププ…と鳴るだけでつながらなかったりして全然使えないんです。それで寝室のある2階から電波の届く庭先に出て、電話をかけなおしたりメールを送ったりしていました」(羽山様)
羽山様のお話によると、自宅の周辺には街灯がなく、暗い中をわざわざ外へ出て車まで行き、車内でエンジンをかけながら電話をかけたり、メールセンターへの問合せをしたりしなければならなかったようです。しかも周辺は冬になると雪の積もる地域であり、体力的にも負担が大きかったとか。
それを少しでも解消しようと、羽山様は携帯に着信したメールを自宅のパソコンに転送してチェックできるようにしていたのですが、電話が使えない不便さは相変わらず。
そこで羽山様は市販のアンテナを購入し、電波状況の改善を試みられたのですが……。
「窓にペタッと貼付けるタイプのアンテナを量販店で購入したんですが、効果は上がりませんでした。それでしばらくはあきらめていたのですが、今年に入って知人の業務をサポートするためさらに携帯を頻繁に使うようになり、何とかちょっとでも改善できれば……と思ってネットで調べたんですよ。そこで見つけたのがテレセンさんのホームページだったんです。これは!と思って、すぐに連絡しました」(羽山様)
羽山様からご連絡をいただいた私たちは、お話の内容から羽山様のご自宅が電波の弱電地域であると考え、当社のケータイ・スポット・アンテナ(C800WD2)をお試しいただいて、電波の感度を向上していただくことにしました。
羽山様には早速アンテナをお送りし、ご自宅の2階(寝室)の窓際に設置していただきました。

【写真2】アンテナを設置していただいた、自宅2階の窓際の様子。
改善後
アンテナの設置後、羽山様からは「電波が安定して入るようになりました!」との喜びの声をいただきました。
「テレセンさんに連絡するきっかけになった知人の業務サポートは、一定の期間内で時間と勝負しなくてはならない内容でしたので、タイムリーに携帯電話を使う必要があったので、電話が思うようにできないことに対して今まで以上にストレスを感じ、寝不足にもなってしまっていたんです。でも、アンテナを設置してからは電波がずっと3本の表示で、通話も途中で途切れず、メールも普通に送受信できるようになったんですよ。これには本当に助かりました」(羽山様)
羽山様の場合は、前述したように山間部に特有の弱電だと考えられ、ケータイ・スポット・アンテナによる電波感度の向上が有効でした。当社のケータイ・スポット・アンテナ(C800WD2)は電波キャッチ力が純正アンテナの約2倍で、弱い電波でもしっかりキャッチし、送受信を安定させることができます。

【写真3】通話もメールもスムーズになったという羽山様の携帯電話。
羽山様にはアンテナのお試し期間が終了する1週間後にご連絡をさせていただいたのですが、羽山様からはその場で即買い取りのお話をいただき、お買い上げいただくことになりました。その後の様子を羽山様にお聞きしたところ、「今は安心して眠れる生活を送っています」との声をいただくことができました。
山間地で生活されている方はもちろんのこと、羽山様のようにお仕事もされている方にとっては、携帯電話が使えないのは死活問題です。そうした方々は、日本全国にまだまだたくさんいらっしゃると思います。皆様のお知り合いに、山間地でのお仕事で携帯電話の電波状況に不便を感じている方がいらっしゃったら、ぜひ当社までお気軽にお問合せくださいませ。 詳しくは当社のオンラインショップ「ケータイどっとこむ」にて、上記の商品の詳細をまとめております。
右の写真をクリック後別ウィンドウからご覧頂けますので、同様の環境でお悩みの方は是非ご覧下さい。
2008.06.12
こんにちは。
この春から一人暮らしを始めた学生さんは、新しい生活にも慣れ、大学生活が楽しくなってきているのではないでしょうか。今日ご紹介する事例は、そんな一人暮らしの大学生のために建てられた賃貸マンションが舞台。電波状況の悪い管理人室にケータイ・スポット・アンテナを設置し、電波状況を改善したというお話です。
改善前
今回のお客様は、京都市左京区田中飛鳥井町に建つ賃貸マンション「エスパス百万遍」を所有する丸山様。 丸山様は「エスパス百万遍」に入居している学生が安心して生活できるように努力をしていらっしゃいます。
「エスパス百万遍」は2008年3月に竣工したばかりの鉄筋5階建のマンション。入居者は京都大学に在学中の学生が対象です。11畳の広々としたリビングに2口コンロ付きのキッチン、トイレ、バスを備えた部屋が32室あり、光ファイバーインターネットが無料で使い放題のほか、各戸別に侵入検知装置がついていたり、京都らしく和風庭園があったり、入居者の家族向けにゲストルームが用意されていたりなど、充実した設備を備えています。そのため学生の人気も高く、竣工前にも関わらず満室になったほど。確かに、こんなマンションに住めたら大学生活もずいぶん楽しいだろうなと思うほど、羨ましい物件ですよね。

【写真1】 「エスパス百万遍」の外観。設備がとても充実しており、竣工前にも関わらず満室に。

【写真2】 「エスパス百万遍」のある場所からは、有名な大文字焼も見ることができます。
話は少し横道に逸れますが、「エスパス百万遍」は一般的なマンンションとは少し異なる背景を持っています。実はこの「エスパス百万遍」が建てられた敷地は、かつて京都大学理学部大学院で研究し、
教鞭も取られた森下正明京都大学名誉教授の自宅があった場所。森下教授は日本の個体群生態学の第一人者で、「エスパス百万遍」はその森下教授が残した業績を後世に残すために、甥である丸山様が建設したのでした。実際、マンションの1階には森下正明の研究に関する資料が展示された「京都大学名誉教授森下正明研究記念館」があり、学生や研究者の方々に公開されています。「エスパス百万遍」は、森下正明の業績を肌で感じながら学生が生活を送り、研究にも取組めるという最上の空間になっているのです。
さて、将来の日本をリードしていく学生が暮らす「エスパス百万遍」ですから、所有者で管理を担う丸山様としても学生とのやりとりには万全を期したいところ。しかし肝心の管理人室では、用意したauの携帯電話の電波がまったく入らなかったと丸山さんは話します。
「マンションの工事は2年前の夏に始まったんですが、管理員室は最後に出来上がったんですよ。管理員室には配電盤などがありますが、そういうものは建物が出来上がってから設置されるものでしてね。だから、電波が入らないということに気づいたのも、建物が完成した後でした。入居者の住んでいる部屋では電波状況は良好ですが、管理人室では完全に圏外。携帯電話は工事業者やメンテナンス関係の業者とのやりとりではもちろん、入居者との連絡にも使いますので、電波が入らないのはとても不便なんです」(丸山様)
そのため、丸山様は管理員さんとは管理員室にいる間は固定電話で連絡をするようにしていたものの、館内の巡回時や庭に出ている間は固定電話の呼び出しは聴こえず、不便さは解消できないまま。そこで、何とか携帯電話を使える状態にしようと、丸山様はインターネットでアンテナを探し始められたそうです。丸山様は、アマチュア無線技士の資格があり電波の知識をお持ちだったことから、管理員室の電波状況を改善するには室内にアンテナを引き込むのが得策だとお気づきだったようで、ネットで見つけた私たちのホームページを見た後、ご連絡をいただきました。
「携帯の電波状況を改善するアンテナはいろいろあるのですが、電波法に違反しているものがけっこう多く困っていました。 そんな中で見つけたテレセンさんのワイヤレスアンテナはちゃんと法律を守って開発されていたので、これは信頼できると感じました。」(丸山様)
丸山様がおっしゃるように、現在出回っているアンテナには違法なものも数多く見受けられます。当社のアンテナは、電波を増幅しないパッシブタイプのアンテナなので、安心して利用していただけます。
改善後
丸山様からご連絡をいただいた私たちは、早速「エスパス百万遍」にお伺いして電波状況を確認しました。その結果、建物の構造の関係で管理員室だけが圏外であることがわかったのです。こうした事例はあまりなく、私たちも予想していなかった事態でした。その後丸山様とご相談したうえで、ケータイ・スポット・アンテナ(P800V2)をマンションの屋上に設置し、そこから30mのケーブルを設備の会社に
入線していただき、管理人室に引き込みました。

【写真3】 マンションの屋上に設置したケータイ・スポット・アンテナ(C800WD2)

【写真4】 管理人室のアンテナは、屋上のアンテナからケーブルを引き込んで設置。
アンテナ設置後、変化はすぐに現れました。それまでまったくの圏外だった管理員室で、電波が2~3本立つようになったのです! 丸山様からも、とても快適になったとのご報告をいただきました。「屋上にアンテナを設置するのは測定器などを持たないと難しいことなので、担当者の方に直接来て設置していただけたのは助かりました。 また、担当の管理員は少し高齢で電波の知識が少なく、連絡に困っていましたのですが、ケータイ・スポット・アンテナは難しい操作は不要だったので助かりましたよ」(丸山様)
携帯電話はメールや通話でコミュニケーションを楽しむ以外に、ビジネス上の連絡や緊急の連絡をするための手段としても、なくてはならないものになっています。だからこそ、どこでも連絡が取れるように電波環境を改善することはとても大切です。丸山様のように、入居者の生活をサポートするような立場のお仕事ではなおさらのこと。アンテナの設置によって、「京都大学名誉教授森下正明研究記念館・エスパス百万遍」の入居者の皆さんが以前にもまして安心した大学生活を送れるようになったことは、本当に嬉しい限りです。
今回の事例のように、建物の一部だけが電波状態が悪いという状況でお困りの方もいらっしゃると思います。そんな電波状況でお悩みの方は、ぜひ一度弊社までお問い合わせ下さいませ。
2008.06.05
こんにちは。
皆様もご存知だと思いますが、日本の国土面積のうち、そのほとんどは山間部になっています。こうした地域にお住まいの方は、交通の便もさることながら、電波状況の面でも不便な生活を強いられています。今回ご紹介するのは、そんな山間部の自宅で使うauの定額データ通信サービス「W05K」の通信速度改善事例です。
今回のお客様は、大分県日田市にお住まいの野木様。日田市は杉の産地として有名で、郊外には杉の生い茂る山間部が広がっている地域です。
野木様のご自宅は、市街地からは車で20~30分程度のところ。山の奥へと続く道路沿いの集落の一角に位置しています。
【写真1】野木様の自宅周辺の様子。すぐ近くに山が見えます。
改善前
この周辺は、インターネットの通信回線がISDNしか整備されておらず、野木様はとても苦労していらっしゃるそうです。「以前はADSLの使える市街地の方に住んでいたので問題は無かったんですが、5年程前に今の場所へ転居したとき、ここの通信速度の遅さに驚いたんですよ。しかし再び転居するわけにもいかないので、それ以来、ガマンしながら使い続けていました」(野木様)
野木様はパソコンの自作が趣味で、ネットで基板などの部品を購入したり、マニュアルをダウンロードしたりするのにパソコンを使用されているとのこと。ところが、マニュアルのデータは大変重く、ISDNでは非常に時間がかかってしまうため、野木様は重いデータをダウンロードする際は自宅から30分離れたネットカフェまで出向いていたそうなのです。さらに、自宅周辺にADSLはいつ頃整備されるのかと、NTTに問合せをしても、いつも整備の詳細は未定という回答が……。そこで野木様は2008年1月、
知人に教えてもらったW05Kを購入し、通信環境の改善を試みたのでした。
「知人に聞いたところ、だいたい300K程度の速度は出るとのことだったので、64Kしか出ないISDNよりはましだろうと思って購入しました。ただ、電波のよく入る窓際に置いたものの、電波状況のいい時と悪い時が激しくて、通信速度は60~800Kと不安定。auの付属アンテナを付けてもさほど効果がないので、アンテナだけでも何かいいのは無いかなとネットで探したところ、見つけたのがテレセンさんのHPだったんんですよ」(野木様)
auの定額データサービスW05Kは、auの電波網を利用してインターネットができるというものです。そのため、auの電波が弱い環境だと、当然ながら通信速度も遅くなってしまいます。そこにケータイ・スポット・アンテナ(C800WD2))を設置し、W05Kが電波を効率良くキャッチできるようにすることができれば、通信速度を改善することができます。
野木様からお問合せを受けた私たちは、当初は携帯電話の電波状況改善しかサービス対象としていなかったため、一度は回答を保留させていただいていました。そして1カ月後、前述のようにしてケータイ・スポット・アンテナをW05Kの通信速度改善にも活用できるメドが立ったため、野木様にご連絡を差し上げ、アンテナをお試しいただくことになったのです。
改善後
野木様は早速、当社のケータイ・スポット・アンテナ(C800WD2)を窓際に設置してくださいました。そしてその結果……、野木様からは「電波状況が大きく改善されました!」と喜びの声をいただくことができました。
【写真2】窓際に設置したケータイ・スポット・アンテナ(C800WD2)「アンテナは、窓際付近でも一番電波の入りやすい場所を探した末に、壁沿いの高い棚の上に置くことにしました。その後で早速速度を見てみたところ、それまで60K~800Kと不安定だった電波が600K~1Mで安定したんですよ。これには驚かされましたね。そこで、自宅からさらに5kmほど離れた山の中にある私の実家でもテストしてみました。実家は携帯電話の電波状況が悪く、屋内では圏外~1本程度、屋外でも1~2本と不安定だったんですが、ケータイ・スポット・アンテナを使ったところ、3本のままで安定するようになったんですよ!」(野木様)
【写真3】パソコンでの通信速度テストの様子。1.05Mbpsという数字が見えます。
【写真4】野木様のご実家では携帯電話の電波状況も改善できました。野木様のお話によると、50Mぐらいの重いデータをダウンロードする際は、以前までは何と5時間もかかっていたそうなのですが、ケータイ・スポット・アンテナを設置してからは10分足らずしかかからなくなったとのこと。私たちとしても嬉しい限りです。
「ケータイ・スポット・アンテナはぜひ購入したいと思っています。あと、近所の知人にも既に"便利なアンテナがあるよ"って紹介してるんですよ。テレセンさんからお借りしているアンテナを、近々その知人の家に持っていって、効果を試してみるつもりです。この地域は、他にも私と同じようにガマンしている人がいますからね」(野木様)
冒頭でお伝えしたとおり、日本の国土のほとんどは山間部が占めています。ですので、電波が届きにくかったり、遅い通信速度にガマンをしたりしている方はまだまだたくさんいらっしゃると思います。皆様の周りに、そうした方がいらっしゃったら、当社までぜひご連絡下さい。私たちが、電波状況や通信速度の改善のお手伝いをさせていただきます。
「W05K外部アンテナセット」の商品ご購入に関しては、こちらをご覧ください。
2008.05.30
こんにちは。
北海道北見市常呂町にお住まいの藤吉様のご協力によって実現した、当社のケータイ・スポット・アンテナによるW05Kの通信速度改善テスト。前回のブログでは、藤吉様がご自宅や知人宅で実験を行う前までのエピソードをお伝えしました。そして今回は、気になるテスト結果についてご紹介していきます。
まず、前回の内容をおさらいしておきましょう。藤吉様がお住まいの地域はブロードバンド通信網が未整備のエリアのため、パソコンのインターネット接続にauの定額通信カードW05Kを活用されています。
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しかしその電波は、常呂町特有の防風林や、断熱性の高い住宅構造の影響で、満足に受信できない状況なのです。藤吉様はそんな状況を打開したいと考えられ、当社にご連絡をくださいました。そこで当社は、藤吉様にケータイ・スポット・アンテナ(C800WD2)と指向性アンテナ(P800V1)を無償でお貸しし、藤吉様にテストをしていただくことになったのです。
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それでは本題に入ります。アンテナをお貸しした1週間の間に、藤吉様はご自宅を含む3件(うち1件は2回)のお宅でテストをしてくださいました。その結果、私たちも目を見張る効果が現れました。
■テスト1
こちらは屋内でのau携帯電話の電波状況が非常に悪く、W05Kのランプも点灯はするものの点滅状態になる時もある状態。屋外での携帯電話の電波は3本で安定しているため、断熱窓などの影響で屋内に電波が通りにくいことが想定されました。
ここでのW05Kは速くても0.3M程度の速度しか出ず、0.01M程度まで下降することもあったのですが、ケータイ・スポット・アンテナ(C800WD2)を取り付けることで、通信速度が劇的に向上したのです。
「しかも、指向性アンテナ(P800V1)だと安定度はさらに増しました。知人も驚いた様子で、屋外にケータイ・スポット・アンテナを設置し、ケーブルを家の中に引き込めないかとその場で相談されましたよ」(藤吉様)
こちらの知人の方は、以前のW05Kサービス開始直後にW05Kを借りてきたものの、通信速度はISDNよりも遅く、しかも通信が不安定だったため返却していたとのこと。それだけに、アンテナを付けてからの電波の劇的な変化には大変驚かれたそうで、"農作業の繁忙期を終えてからアンテナを購入したい"という、うれしいお話をいただきました。
■テスト2
続いてテストを行った別のお宅では、もともと屋内のauの電波状況は良好で、W05Kのランプも常時点灯している状態でした。そこにケータイ・スポット・アンテナ(C800WD2)を設置したところ、通信速度が若干向上していることが確認できました。
「電波状態が比較的良好な場所でも、ケータイ・スポット・アンテナ(C800WD2)を取り付けることで、通信をさらに安定させることができると考えられます」(藤吉様)
■テスト3
また、藤吉様のご自宅でのテストでも改善が確認できました。ここではもともとW05Kの電波はあまり安定しておらず、速度もさほど出ない状況。携帯電話の電波も2本~圏外を行ったり来たりという状態だったのですが、ケータイ・スポット・アンテナ(C800WD2)を窓際に設置すると、速度の改善が見られるようになりました。さらに、指向性アンテナ(P800V1)だと速度がもっと向上したのです。
藤吉様によると、「断熱ガラス越しにアンテナを設置したにも関わらず、この結果だったので、屋外にアンテナを設置すればさらに安定した通信が実現できると考えられる」とのことです。
今回のテストによって、auの電波状態が芳しくない地域でも、電波の比較的良好な場所にアンテナを出すことで、これまでは利用しにくかったW05KがISDN以上の通信網として活用できる可能性が確実に広がりました。それも、感覚的に速度が向上したり、電波が安定したというだけでなく、藤吉様が数値化されたデータによって確実な効果が確認できたのです。藤吉様からは、「本当に、このアンテナは素晴らしいものがあります。ADSLもFWAも届かない地域で、auの電波が多少入るところであれば、ケータイ・スポット・アンテナで受信状態を安定させることでISDNよりも遥かに快適な通信環境を実現することができると思います。田舎の救世主になりえますよ」というありがたいコメントも頂戴しました。
なお、藤吉様からはテスト後に一旦アンテナをご返却いただいたのですが、引き続き別の場所でもテストを実施したいとの藤吉様の意向を受け、当社では改めてお貸しすることを考えているところです。
「私は、子どもを対象にした自然体験事業を行っている常呂町のNPO法人<虫夢ところ昆虫の家>にもスタッフとして参加しているのですが、その施設があるのは山の中。そのため、30~40mほど上がった丘の上しか電波が通っていないんですよ。だからスタッフ同士の連絡も無線か、大声で呼ぶかしかなく……。だからこの施設で、せめてスタッフの事務所だけでも携帯電話が使えると助かるんです。それをテレセンさんにはお伝えし、近いうちにまたアンテナを貸していただいてテストしようと考えているんですよ」(藤吉様)
2回にわたってお届けした今回の事例ですが、当社のアンテナが遠隔地(山間エリア)でご自宅利用のW05Kの通信状態をここまで改善できたことには、私たち自身も驚かされました。お忙しい中で寸暇を惜しんでテストを実施していただいた藤吉様には、感謝の気持ちでいっぱいです。
このブログをご覧の皆様の中にも、藤吉様がお住まいの常呂町のように、通信環境が整っていないために苦労されている方はまだまだたくさんいらっしゃると思います。当社ではそうした方々にアンテナを使っていただき、今回の事例のように電波状況を改善していただきたいと思っていますので、ぜひ一度お問い合わせ下さい。
なお、藤吉様がお話していたNPO法人施設での電波状況改善については、テストが実現した暁にはこのブログでまたリポートをお届けしますので、どうぞご期待下さい。
いよいよ「W05K外部アンテナセット」を近日、販売開始をいたします、ぜひ一度お問い合わせ下さい。

2008.05.23
こんにちは。
先日ブログで掲載した「デ-タ通信カードW05Kの通信速度改善事例(北海道中標津町編)」をご覧になられた方々から、おかげさまで多くの反響や問合せをいただきました! このことで私たちは、酪農地域をはじめとする通信網未整備エリアにお住まいで、通信網の不便さに困っている方がたくさんいらっしゃるということを改めて感じた次第です。今回ご紹介するのは、まさにそうした通信網未整備エリアでの通信速度改善事例。偶然にも、先日ご紹介した冒頭の事例と同じ、北海道にお住まいの方のお話です。
【写真1】北海道北見市常呂町周辺
今回のお客様は、北海道北見市常呂町にお住まいの藤吉様。北見市常呂町、と聞いて「おっ!」と思われた方もいらっしゃると思いますが、常呂町は日本初の屋内カーリング場を備える“カーリングの町”。ソルトレークやトリノ五輪で活躍した日本代表選手たちの出身地としても有名ですね。場所は北海道東部のオホーツク海に面した地域にあり、じゃがいもやビート、タマネギなどの生産が盛ん。開拓時代に碁盤の目状に植えられた防風林が独特の風景を形作っています。
藤吉様のお話によると、この地域は一応ADSLのサービス範囲内ではあるものの、実際に通信可能なのは全面積の10%程度で、大部分はISDNしか使えないとのこと。そのため、2.4GHz帯の無線ブロードバンド環境を実現するために、何と電波を中継するための鉄塔を住民が自腹で購入したのだそう! 現在は藤吉様の自宅を含めて5カ所に中継局を置いています。ところが、そうやって何とか飛ばしているせっかくの電波も、十分に届いていません。その理由が、前述した防風林。防風林に遮られて、電波が思うように飛ばないのです。
「町では農家の税務申告がインターネットを使ったオンライン式に移行しつつあるんです。しかし肝心の農家の皆さんが、インターネットを満足に利用できる環境にない。そうした環境を何とか改善したいなと思って、私は建築会社の事務員をするかたわら、空いた時間を使って地域の通信網の整備を考え始めたんですよ」(藤吉様)
実際、藤吉様は海抜30mの小高い丘の上にある自宅に、町の中心部にある勤務先から飛ばした電波を別の中継局へと送るための鉄塔を建てるなど、地域の電波環境改善に努力をしていらっしゃいます。ところが、地域で開始されたau定額通信カードW05Kのサービスが、断熱性の高い住宅構造が仇になり、家の中まで十分に電波が届かない事態に……。
「W05Kを使っている知人は、電波が不安定でまったく使えないと話を聞きました。そんな状況ですから、この地域では通信網整備をして欲しいという署名活動までやってるんですよ。私自身、何かいい方法はないかなと考えて、いろいろと試してみたのですが、思ったほどの効果はなく……。そんな折に、ふと思いついたのがテレセンさんのアンテナだったんです。実は以前に、テレセンさんのK-tai.comで携帯電話関連商品を購入したことがありましてね。その頃から、テレセンさんがアンテナを開発していることは記憶にあったんです。それで、一度連絡してみようと思い、メールを送ったんですよ」
藤吉様の考えは、ケータイ・スポット・アンテナを使って不安定なW05Kの電波状況を改善したいというものでした。藤吉様からご連絡をいただいた私たちは、藤吉様が通信関係のお仕事のご経験から電波に関する専門的な知識をお持ちだとお聞きしたので、当社が試作したW05K接続ケーブルと外部アンテナを無償でお貸しし、その効果を試していただこうと考えました。お貸ししたのは、必要な電波だけを純正アンテナの約2倍のキャッチ力で受信するケータイ・スポット・アンテナ(C800WD2)と、電波が届きにくい場所の電波状況をスポット改善する指向性アンテナ(P800V1)。藤吉様には大変喜んでいただき、まだW05Kを使っていない知人宅でテストをしてみますとお返事をいただきました。
藤吉様は早速、W05Kの電波状態に悩んでいる知人宅とご自宅の計4カ所でテストを実施。そしてその結果、確かな改善効果が出たというリポートを送っていただいただいたのです!
【写真2】W800-WD2と基地局
【写真3】P800-V1と基地局
「はっきりいって、想像以上の効果がありました。テストをした知人のうちの1人は、屋内でのau携帯電話の電波状況が非常に悪く、W05Kのランプも点灯はするものの点滅状態になる時もあるような状態でした。それがケータイ・スポット・アンテナ(C800WD2)を取り付けることによって、通信スピードが劇的に向上したんです。しかも、指向性アンテナ(P800V1)だと安定度はさらに増しました。知人も驚いた様子で、屋外にケータイ・スポット・アンテナを設置し、ケーブルを家の中に引き込めないかとその場で相談されましたよ。“ぜひ購入したい!”といっていました。他のテストでも、一様に改善効果がデータで現れましたね」(藤吉様)
藤吉様のリポートによると、auの電波状態が芳しくない地域でも、電波の比較的良好な場所にアンテナを出すことによって、これまでは利用しにくかったW05KでもISDN以上の通信網として利用できる可能性が広がったとのことです。それも感覚的に速度が向上したり、電波が安定したというだけでなく、藤吉様が数値化したデータによって確実な効果が確認できたので、私たちは常呂町での通信網整備のお役に立てるのではないかという手応えを得ることができました。
藤吉様からは1週間後にアンテナをご返却いただきましたが、引き続きテストを実施したいとの藤吉様の意向を受け、当社では改めてお貸しすることを考えています。
「私は、子どもを対象にした自然体験事業を行っている常呂町のNPO法人<虫夢ところ昆虫の家>にもスタッフとして参加しているのですが、その施設は30〜40mほど上がった山の上しか電波が通っていないんです。だからスタッフ同士の連絡も無線か、大声で呼ぶかしかなく…。だからこの施設で、せめてスタッフの事務所だけでも携帯電話が使えると助かるんです。それをテレセンさんにはお伝えし、近いうちにまたアンテナを貸していただいてテストしようと考えているんですよ」(藤吉様)
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今回の事例では、藤吉様の多大なご協力のおかげで、当社のアンテナが電波状況の改善に役立つことが分かりました。ブログをご覧の皆様の中にも、藤吉様がお住まいの常呂町のように、通信環境が整っていないために苦労されている方がいらっしゃると思います。当社ではそうした方々にアンテナを使っていただいて環境改善に貢献したいと考えおり、W05K外部アンテナセットを近日、販売開始をいたします、ぜひ一度お問い合わせ下さい。
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