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2008.06.12
こんにちは。
この春から一人暮らしを始めた学生さんは、新しい生活にも慣れ、大学生活が楽しくなってきているのではないでしょうか。今日ご紹介する事例は、そんな一人暮らしの大学生のために建てられた賃貸マンションが舞台。電波状況の悪い管理人室にケータイ・スポット・アンテナを設置し、電波状況を改善したというお話です。
改善前
今回のお客様は、京都市左京区田中飛鳥井町に建つ賃貸マンション「エスパス百万遍」を所有する丸山様。 丸山様は「エスパス百万遍」に入居している学生が安心して生活できるように努力をしていらっしゃいます。
「エスパス百万遍」は2008年3月に竣工したばかりの鉄筋5階建のマンション。入居者は京都大学に在学中の学生が対象です。11畳の広々としたリビングに2口コンロ付きのキッチン、トイレ、バスを備えた部屋が32室あり、光ファイバーインターネットが無料で使い放題のほか、各戸別に侵入検知装置がついていたり、京都らしく和風庭園があったり、入居者の家族向けにゲストルームが用意されていたりなど、充実した設備を備えています。そのため学生の人気も高く、竣工前にも関わらず満室になったほど。確かに、こんなマンションに住めたら大学生活もずいぶん楽しいだろうなと思うほど、羨ましい物件ですよね。

【写真1】 「エスパス百万遍」の外観。設備がとても充実しており、竣工前にも関わらず満室に。

【写真2】 「エスパス百万遍」のある場所からは、有名な大文字焼も見ることができます。
話は少し横道に逸れますが、「エスパス百万遍」は一般的なマンンションとは少し異なる背景を持っています。実はこの「エスパス百万遍」が建てられた敷地は、かつて京都大学理学部大学院で研究し、
教鞭も取られた森下正明京都大学名誉教授の自宅があった場所。森下教授は日本の個体群生態学の第一人者で、「エスパス百万遍」はその森下教授が残した業績を後世に残すために、甥である丸山様が建設したのでした。実際、マンションの1階には森下正明の研究に関する資料が展示された「京都大学名誉教授森下正明研究記念館」があり、学生や研究者の方々に公開されています。「エスパス百万遍」は、森下正明の業績を肌で感じながら学生が生活を送り、研究にも取組めるという最上の空間になっているのです。
さて、将来の日本をリードしていく学生が暮らす「エスパス百万遍」ですから、所有者で管理を担う丸山様としても学生とのやりとりには万全を期したいところ。しかし肝心の管理人室では、用意したauの携帯電話の電波がまったく入らなかったと丸山さんは話します。
「マンションの工事は2年前の夏に始まったんですが、管理員室は最後に出来上がったんですよ。管理員室には配電盤などがありますが、そういうものは建物が出来上がってから設置されるものでしてね。だから、電波が入らないということに気づいたのも、建物が完成した後でした。入居者の住んでいる部屋では電波状況は良好ですが、管理人室では完全に圏外。携帯電話は工事業者やメンテナンス関係の業者とのやりとりではもちろん、入居者との連絡にも使いますので、電波が入らないのはとても不便なんです」(丸山様)
そのため、丸山様は管理員さんとは管理員室にいる間は固定電話で連絡をするようにしていたものの、館内の巡回時や庭に出ている間は固定電話の呼び出しは聴こえず、不便さは解消できないまま。そこで、何とか携帯電話を使える状態にしようと、丸山様はインターネットでアンテナを探し始められたそうです。丸山様は、アマチュア無線技士の資格があり電波の知識をお持ちだったことから、管理員室の電波状況を改善するには室内にアンテナを引き込むのが得策だとお気づきだったようで、ネットで見つけた私たちのホームページを見た後、ご連絡をいただきました。
「携帯の電波状況を改善するアンテナはいろいろあるのですが、電波法に違反しているものがけっこう多く困っていました。 そんな中で見つけたテレセンさんのワイヤレスアンテナはちゃんと法律を守って開発されていたので、これは信頼できると感じました。」(丸山様)
丸山様がおっしゃるように、現在出回っているアンテナには違法なものも数多く見受けられます。当社のアンテナは、電波を増幅しないパッシブタイプのアンテナなので、安心して利用していただけます。
改善後
丸山様からご連絡をいただいた私たちは、早速「エスパス百万遍」にお伺いして電波状況を確認しました。その結果、建物の構造の関係で管理員室だけが圏外であることがわかったのです。こうした事例はあまりなく、私たちも予想していなかった事態でした。その後丸山様とご相談したうえで、ケータイ・スポット・アンテナ(P800V2)をマンションの屋上に設置し、そこから30mのケーブルを設備の会社に
入線していただき、管理人室に引き込みました。

【写真3】 マンションの屋上に設置したケータイ・スポット・アンテナ(C800WD2)

【写真4】 管理人室のアンテナは、屋上のアンテナからケーブルを引き込んで設置。
アンテナ設置後、変化はすぐに現れました。それまでまったくの圏外だった管理員室で、電波が2~3本立つようになったのです! 丸山様からも、とても快適になったとのご報告をいただきました。「屋上にアンテナを設置するのは測定器などを持たないと難しいことなので、担当者の方に直接来て設置していただけたのは助かりました。 また、担当の管理員は少し高齢で電波の知識が少なく、連絡に困っていましたのですが、ケータイ・スポット・アンテナは難しい操作は不要だったので助かりましたよ」(丸山様)
携帯電話はメールや通話でコミュニケーションを楽しむ以外に、ビジネス上の連絡や緊急の連絡をするための手段としても、なくてはならないものになっています。だからこそ、どこでも連絡が取れるように電波環境を改善することはとても大切です。丸山様のように、入居者の生活をサポートするような立場のお仕事ではなおさらのこと。アンテナの設置によって、「京都大学名誉教授森下正明研究記念館・エスパス百万遍」の入居者の皆さんが以前にもまして安心した大学生活を送れるようになったことは、本当に嬉しい限りです。
今回の事例のように、建物の一部だけが電波状態が悪いという状況でお困りの方もいらっしゃると思います。そんな電波状況でお悩みの方は、ぜひ一度弊社までお問い合わせ下さいませ。