こんにちは、電波太郎です。前回は中央卸市場のユーザー様のauワイヤード4分配の事例を紹介しました。分配器を机のシマごとに設置しau携帯に接続することで、電波干渉による不安定な状態を改善し、12人が同時に使えるようになりました。
今回は同じオフィスで、au用ケータイ・スポットアンテナを使用いただいている営業責任者の方の事例を紹介します。
全国各地の食材生産者や出荷者から新鮮な食材を集荷し出荷する卸業者様にとって、取引先とのタイムリーで迅速な連絡は欠かせません。そのため、携帯電話で外部と連絡することが多く、オフィスの最近の電波の悪さは大変深刻な問題になっていました。
お客様の営業責任者の方に伺いました。
お客様:お得意先の方と配送の話を煮詰めている最中に急に「プッ!!」すぐかけ直しても、今度は「プップッ」がやたら長くてぜんぜん発信できません。焦りましたよ!取引条件のビミョウな話の最中でしたから…。
電波太郎:でっ、どうされたのですか。
お客様:慌てて固定電話からかけました!
「スミマセン!」ってね。
電波太郎:相当のストレスですね!
お客様:あぁ!少し動いただけで悪くなったこともありました。電話中、書類を捜そうと少し動くと、状態が悪くなり話ができなくなってしまいました。それからは、机では安心してケータイが使えなくなりました。使うときは廊下に出て・・・・会社に「電話を変えてくれ!」って、いいましたよ!
電波太郎:スポットアンテナを机サイドの置いていかがですか?
お客様:確実につながるし、3週間ほど経つけど問題ないですね。たまにつながりが少し長いときはあるけど・・・つながりますよ。以前は着信を取ったとき、すぐ切れてしまうことがありましたが、そのようなことはなくなりました。大丈夫みたいです。
前のように廊下まで行かなくても、机で書類やパソコンを見ながら話できるので、大分良くはなったと思います。通話中も安定してますね。ただ、ケーブルが煩わしいです。そして、ケーブルで充電できるともっと便利なんですけどね。
電波太郎:そうですね。機種によっては待ち受け時に充電できないので、今後の課題です。ご意見、ありがとうございました。
ところで、今回のような干渉の強い場所でも、ケータイ・スポットアンテナが効果を発揮したのは何故でしょうか? ポイントはふたつあります。
携帯電話は全ての方向からの電波を受信し、一番良い状態の電波で通信します。お客様のオフィスでは、アンテナ表示は3本〜2本で、電波は強いのです。しかし、多くの基地局の電波がお互いに干渉して「電波としての質」が低下し不安定になっていました。電波は強いけれども、雑音が多い(濁っている)状態です。
ケータイ・スポットアンテナは、干渉波を受信しにくい(カットできる)構造になっています。干渉波をカットすることで「受信電波の質」が良くなり、クリアな電波が携帯に
届くので、通話が安定しました。これがポイントのひとつです。【図1】

【図1】ケータイ・スポットアンテナ(C800WD)の指向性
ふたつ目のポイントは、アンテナを固定したことです。auケータイの電波は、およそ18cmごとに電波の強弱があります。干渉している場所では電波が複雑に交錯しているので、少しでも動くと状態が大きく変動します。通話中に数センチ動いただけでも不安定になってしまったのはこのためです。ケータイ・スポットアンテナは固定して使うので、通話が安定しました。
今やケータイは電話としてだけでなく、ビジネスには欠かせない最も身近なオールマイテイーな情報端末となり、今後もそのポジションは高くなっていくでしょう。
屋内での使用もますます増えていくことでしょうが、屋内の電波状態の改善は、各携帯事業者の永遠の命題です。電波法をはじめとして、現行の法制度もさまざまな方面から、今後のあるべき姿が検討なされているようです。
ビジネスや生活シーンでのケータイの存在が増せば増すほど、電波の不感に対して強いストレスを感じ、一刻の猶予もない迅速な解決を望むユーザーは法人、個人を問わずますます増えていくことでしょう。私たちは、そのようなお客様の立場に立ったソリューションを提案し続けたいと思います。