こんにちは、電波太郎です。
来月から始まるナンバーポータビリティ(電話会社を変えても同じ番号を継続利用できる)や新しい高速通信サービスの開始を前に、携帯各社はハイピッチで基地局の増強を進めているようです。【図1】
(出展)MCA 携帯電話基地局市場の現状分析と将来予測より
【図2】2006年4月末現在のキャリア別、方式別の基地局設置台数
(出展)MCA 携帯電話基地局市場の現状分析と将来予測より
情報出所:総務省「無線局統計情報」
FOMAの基地局は3ヶ月で3,000局弱も増えています。
ものすごい勢いで作ってますね!
ドコモは今年度末までにFOMAの基地局を14,000局増やして合計42,000局にするそうです。内訳は屋外の基地局が34,800局(79%)、屋内基地局が9,400局(21%)とのこと。
工事は上半期に集中的に行われ、FOMAの通話エリアは夏までにmovaを上回り、
FOMAの基地局整備は2006年度でほぼ完成らしいです。
3Gの基地局整備が遅れていて繋がりにくいといわれているボーダフォン(ソフトバンク)は、基地局整備を前倒しして今期中に3Gの基地局を現在の2倍、46,000局にまで増やすと発表しています。
4〜7月の進捗を見ればこれも相当高いハードルのように感じますが、期待したいところです。
最も繋がりやすいと言われているauは、1x/EvDoの基地局で特に2000MHzに集中投資しているようです。
各社とも、lMNP後のユーザー維持や獲得、また新しいサービスの実現に向けたインフラの整備を進めていることが窺えますね。
携帯電話でこれから新しく始まるサービスは高速通信が主体で、高い周波数帯(2GHz帯)を使います。周波数の高い電波は特性上建物などへの浸透が弱いので、よりきめ細かいエリア対策が必要になりそうです。
MCAの調査データによれば基地局は大幅に増えているようですが、ビルやオフィスなどの奥まったところや地下の店舗では、「圏外になる」「電波が弱く携帯電話が使えない」ことが多いようで、そうしたお客様の声がこのブログへ多く寄せられています。
TCA(電気通信事業者協会)によると、
8月末現在で携帯電話の58%(5454万)が3Gケータイ。ということは、まだ3800万もの2G携帯が使われているということになります。
使いやすさの優劣を決めるのは「エリア」、「サービス」、そして「携帯電話端末」の3つですが、
なかでも「エリア」をいかにカバーするかは携帯電話会社にとって最も重要な問題です。
あと少しのところで電波が届かずストレスを感じているユーザーは少なくありません。
私たちはそのような方々に対し、快適なケータイ環境を「法に準拠したアンテナ」で提供できるように商品化に向けて頑張っています。